進行役:松浦史典さん(まつうらふみのり)
テーマ:エチオピア帰りのNGO職員が語る「支援というお仕事」~エチオピアと日本。どちらが幸せ?変わった僕の人生観
【内容】
僕はエチオピアで水道をひく仕事に関わっています!
エチオピアではなかなか安全な水がありません。
そんな概念も現地にはないです。
水くみだって大変な仕事です。
水道をひいても現地の人にその重要性をわかってもらえな
僕の経験したエチオピアでの生活・食事・現地の方々の世界観・生活。
エチオピア政府やスタッフとのやり取りなどお話しさせて
エチオピアで生活していると日本とエチオピアのどちらが
そこのところの僕の変わった人生観についてもお話します
またNGO/
お金ってどこから来るの?ボラティアなの?これらはよく
特に東日本大震災以降、NPO/
【進行役プロフィール】
1982年名古屋市生まれ。 高校卒業するまで名古屋で
松浦さんはNGO団体であるホープインターナショナル開発機構で働かれています。
NGOの目的は「社会問題を解決すること」
世界には水が原因でたくさんの方が亡くなられています。
その問題を解決することを目的とされています。
松浦さんはそのなかでエチオピアで水道をひき、現地の住民の方に維持運営を教える仕事をされています。
活動地域は主にエチオピア。
アフリカの北部に位置する平均標高1700メートル。
首都のアディスアベバは標高2400メートルでコーヒー発祥の地で人類発祥の地と言われています。
独立国として長く存在していた国なので、住民のプライドは高い。
エチオピアには10万人の中国人が住んでいる。
日本人は少ない。
アフリカ全土に中国人は多い。
松浦さんのNGOでは
現地のやり方を尊重
住民主体
現地に住む
この3つをモットーにされているそうです。
当初、松浦さんは「貧しさ」をなんとかしたい!という意識をもって仕事をされていました。
でも現地にいってみると「子供たちは元気だし、目も輝いている」
物質的なものはないけど、彼らの方が幸せではないのか?
と思うことがあるそうです。
夕飯時に火を囲みながら、家族で食事をしその日あったことを皆で話しながら、楽しそうに食事をしている。
こんな家族の談笑している光景を毎日見ているとそんな風に感じるそうです。
テレビもパソコンもない、スマホは少しあるけど、金持ちだけそれでも人と人とのつながりがあって楽しそう。
「貧困は僕らが持ち込んだ価値観」ではないか?と感じているそうです。
ただそのような光景もありますがエチオピアの水問題は社会問題です。
これを解決することが松浦さんの目的です。
エチオピア南部では住民の65%の方が衛生的な水を手に入れることができないという問題があります。
子供の仕事は水くみの仕事でこの仕事のために学校に行くことができない。
まず、エチオピアで「水」の問題を「問題」と思ってもらう。
現地の長老と話をする。
本人たちが問題と思わないと変わらない。
そして解決するための手助けをする。
最終的には住民主体で彼らが考えてできるようにする。
松浦さんのお話は普段あまり僕が聴いたことのない話で新しい気づきがいろいろありました。
人と人とのつながりもあって、人々が健康的に暮らせる環境があれば、それが一番いいですね。
松浦さん。素敵な発表をありがとうございます!