日本の伝統文化・雅楽(ががく)を知っていますか?

~1300年以上の歴史を重ねた世界最古のオーケストラ雅楽の魅力~

【進行役】松久貴郎さん

【テーマ】日本の伝統文化・雅楽(ががく)を知っていますか?

【内容】雅楽は古来より日本人が培ってきた音楽と、5世紀ごろから日本に伝わった舞や音楽が融合し、平安時代に完成した芸術です。
日本人の感性に合った音楽で、悠久のときを越えて、人々に愛される雅楽。
演奏してみると、とても面白く、楽しむ音楽としても魅力的です。
楽器体験などを交えながら楽しく雅楽を学びましょう。
ぜひ日本の誇る伝統文化・雅楽を感じていただきたいです。

【進行役プロフィール】
熱田神宮で楽人として奉仕する父のもと、8歳より篳篥を習い始める。篳篥を元宮内庁式部職首席楽長大窪永夫師に、篳篥・左舞を元宮内庁式部職首席楽長池邊五郎師に師事。岐阜県を拠点に名古屋、大阪、東京にて演奏活動を行う。2017年自身の演奏団体となる[松風会]を立ち上げ、2017年には本巣市文化事業「故郷の謡 雅楽 席田」公演、2018年には瑞穂市文化事業「みずほ雅楽演奏会」公演をプロデュースする。海外公演では過去に計6回延べ7か国の公演に参加。2012年には米国桜植樹100年記念公演でワシントンD.Cにて雅楽師東儀秀樹氏と共演。2015年にはモスクワ音楽院主催「第17回日本の心コンサート」に出演する。また、雅楽曲の現代アレンジを行う「トラロ会」に所属し、公演やCD収録を行う。天理大学雅楽部指導コーチ。岐阜県神社庁雅楽講師
2020年 岐阜市芸術文化奨励賞 受賞

松久さんは雅楽の演奏家で、岐阜を拠点に活動されています。
雅楽は1300年以上の歴史を持つ平安時代に確立された音楽です。
日本古来の音楽、朝鮮半島、中国大陸から渡ってきた音楽が融合されて
確立された音楽です。
神社で演奏されているおごそかな感じの音楽。
皆さん。
一度は聴いたことはある音楽であると思います。
公家の音楽として発展し
公家の中では出世するためには
楽器の演奏
歌を詠むことが条件とされる程でしたので
平安時代に「雅楽」は全盛期となりました。
応仁の乱で京の都が荒れてしまったときは
雅楽も存亡の危機に立たされたときもありました。
ですが、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった
時の権力者が雅楽を援助した。
今でいうスポンサーとなってきました。
中国では王朝が倒れるとまた新しい文化が起こり
今までの文化は廃れてしまう。
日本では朝廷が継続してきたので
朝廷・貴族の文化であった「雅楽」は長く歴史を紡いできました。
日本人の感性にあった
ゆったりとした音楽。
心にじーんと響く、聴いているとなんだく落ち着く音楽で
あります。
毎年、日本舞踊・西川流の家元
西川 千雅 さんに
朝活でお話いただいていますが
日本舞踊の動きもゆったりとした動きで
日本人の感性にとてもあっている踊りであると言われていました。
日本人はゆったりとした音楽、動きが馴染む民族であるかもしれません。
松久さんいわく
やはり生で雅楽を聴いていただきたい。
と言われていました。
本日も生で楽器を演奏していただきましたが
やはり世界最古のオーケストラと言われる雅楽を
きちんと聴いてみたいという思いに駆られました。
宮内庁でも雅楽を担当している部署があり
雅楽の伝統は守られているのですが
予算も限られており
それだけでは雅楽自体が盛り上がっていかない。
やはり雅楽が広がり、盛り上がっていくには
民間での活動がカギを握ります。
松久さんは3月14日に
中村文化小劇場で開催される
雅楽の演奏会に出演されます。
生で雅楽を聴く機会ですので
ぜひ興味のあるかたはご参加ください。
コロナのこともありますので
オンラインでも聴くこともできます。
松久さん。
本日は雅楽にまつわる貴重な楽しいお話を
ありがとうございます!