豊かな心を育む仏教思想入門

朝活ネットワーク名古屋20200727

~仏教に学ぶ心のあり方~

進行役:平井和寿さん

【内容】本屋へ行くと瞑想、座禅、マインドフルネス、写経など仏教と関係のあるものが広く紹介されるようになりました。
とくに先ゆき不透明な時ですので、仏教を通して心を落ち着けたいとか、心の安らぎがほしいと思われる方も多いのではないでしょうか。
また稲盛和夫さんの本をはじめ経営者の話にも仏教の言葉が出てきたりします。
仏教には、生きていく上での指針や心のあり方など多くの学ぶべきことがあると思います。
ですが葬式や法事など、亡くなってから用事のあるのが仏教だと思っておられる方も多くあります。
そこで改めて日本人の精神に深くかかわっている仏教思想とはどんなものなのか、わたし達の生活とどう関係があるのか紹介していきたいと思います。

【進行役プロフィール】
名古屋大学理学部卒業、在学中にひょんなことから、仏教思想を学ぶようになり、現在はフリーランスで知り合いの会社の手伝いをしながら仏教をテーマにした講演やライターの仕事、YouTubeの番組「なごやか仏教」に出演しています。

平井さんは今までにも朝活でお話いただいたことがあります。
仏教に詳しい平井さん。哲学にも造詣が深く、生き方に悩む現代人である我々にわかりやすく思想のお話をしていただいています。

今回は仏教について、日本人は仏教の考え方の影響を受けています。
「日々是好日」ひびこれこうじつ
仏教的には毎日がいい日。という意味。

日そのものでいい日、悪い日はない。
いいことをしていたら毎日がいい日。

たとえば、ある営業マンが8月1日に8月のノルマを達成したとする。この8月1日はいい日か、悪い日か、一日だけ切り取ればいい日かもしれない。
でも8月1日だけでノルマを達成してしまったために、今までしていた当たり前の努力を残り30日間怠けてしまったとしたら、この8月1日は怠けの始まりの日。悪い日となる。

いい行いをしていれば毎日がいい日なのだ。仏教を良く学ばれている京セラの創業者・稲盛和夫さんは言われています。
30年40年というスパンで考えると、言動や生き方にふさわしい結果を得て、その人間ににあった境遇になる。
長期的にはつじつまが合うようになっている。

いいことをしてもすぐには結果は出ない。
与える人は与えられ、奪う人は奪われる。
与える人を旦那という、反対の自分のことだけを考えるくれくれの人をガキ(餓鬼)という。
いいことをする。その行いは「定期預金」をしていることと似ている。長期的には必ず返ってくる。

自業自得、これは仏教の言葉。
自分でやった行いは必ず自分に返ってくる。
何か悪いことが起こったら自分が怠けたのかな、日々の自分の行いが悪かったかなと思うのは日本人的な考え方。
海外ではそれは運がわるかったのだ。運命だったのだと自分のせいではないと考えるケースが多い。

そのような考えが海外で裁判が多いという一つの原因と言えます。
自業自得は仏教の考え方で、自分でやった行いは、自分に返ってくるということ。

世に様々な宗教や哲学の考え方はある。
でも少なくとも仏教の教えでは、やったことは、自分の行いは、必ず自分に返ってくる。
それは運命ではない。

そういう意味では仏教は己の日々の行いを大切にする
素晴らしい教えだと思いました。
仏教な考え方が日本人に影響を与えている一つの一例のお話でした。

平井さん。仏教の考え方をわかりやすく教えていただきありがとうございます。
平井さんはユーチューブの番組
わいわいテレビ/名古屋発インターネット放送局
「なごやか仏教」という番組でで講師を務められています。
とてもわかりやすく仏教の教えを説いてくださっていますのでぜひ興味のある方。
見てください。