小さな会社の育て方

朝活ネットワーク名古屋20190415

進行役:西智彦さん

テーマ:小さな会社の育て方~小さな会社ほど強いものはない。僕はこうして生き抜いてきた~

【内容】
小さな会社は強いです。
僕は40年もの間、会社を経営してきました。
今、実感しています。
「小さな会社ほど強いものはない。」ということを。
大きな会社のマネをしてはいけません。
小さな会社には小さな会社なりの戦略があるのです。
その具体的な方法を皆さんにお伝えします。

【プロフィール】
西智彦 1953年、鹿児島県沖永良部島生まれ。甲南大学経営学部卒業。株式会社ジェイエスティ代表取締役。ミラクルメーカー。学時代にアメリカ留学を果たし、世界の広さを目の当たりして「旅行業をしよう」と決意。旅行会社勤務を経て、1979年、名古屋で海外留学専門の旅行会社を設立。学生だったお客さんの成長とともに、海外ウェディング、ハネムーンツアーと業務を広げていく。巧みなアイディアと強力なリーダーシップでスタッフの人間性を向上させ、リピート・紹介率8割を誇る旅のプロ集団を作り上げた。

名古屋栄で40年間。海外専門の旅行会社を経営してきた西智彦社長。
朝活ネットワーク名古屋で毎年お話しいただいています。

今回ははじめて経営についてお話しくださいました。
西社長がいつも言うことがあります。

「困ったことはおこらない」
解決するべき問題と考える。
人はまだ起こっていないことを悩んでいる。
これはヒマだからだ。
やるべきことに集中すれば悩んでいることなんてできない。
会社を立ち上げて1~5年目までは特に面白かった。
会社にやるべきことがたくさんあった。

人間はヒマが一番いけない。
忙しくすることは大切なんだ。
小さな会社は思いついたことがすぐできる。
ましてや自分が立ち上げた会社だ。
やりたいことはすぐできる。
思いついたら「すぐやる」ことが大切。

2001年9月の同時多発テロ。
このときは一気にヒマになった。
海外旅行は自粛の嵐。
ヒマが一番よくないと考える西社長は、多くの社員に有給休暇をとらせた。
少ない社員でこのとき、仕事をしたので忙しくなった。
3か月もたつとお客様がもどり再び忙しくなった。
こういうピンチのとき
社員は社長の背中を見ている。
社員には「大丈夫だよ。」と言って安心させてあげることが大切。
そして最も大切なのは根拠のない自信だ。

人間というのは
習慣でできている。
よい方向に考えることが大切。
そういう癖をつける。
習慣をつける。
そのような訓練が大切だ。
これは誰でもできること。
3週間で習慣は身につく。

会社を経営するうえで、会社の名前は大切。
会社は自分の子供である。
真剣に名前を考え、わかりやすい、良い名前を名付ける。

1年に2回、海外に行ったほうが良い。
環境をかえること。
普段からイロイロと考えていれば海外に行って環境を変えるとスパークする。
素晴らしいアイデアが浮かんでくる。

思うと実現する可能性が増える。  
お客様を喜ばせたいと思う気持ちが大切。
お客さんに喜んでいただければ、人に言うし、ファンになる。  
そうしたらお客さんはお客さんを連れてきてくれる。

お客さんがセールスマンとなって自分の会社を売り込んでくれる。
西社長の会社のお客さんの8割がリピーターとリピーターからの紹介というのが頷けます。
お客さんの隣にお客さんはいる。
目の前のお客様を喜ばせること。満足させることに集中する。
お金を使うときも誰かを儲けさせることが大切。

自分が世のため、人のためにやっていれば必ず儲かる。
人としてフェアかアンフェアか?
人として正しいか正しくないか?
この判断基準を社員に教えている。
お客さんが正しければ会社を損させてもいい。
儲かる。儲からないは基準ではない。

人としての生き方と、会社としての生き方を同じにすることが大切。
自分の人生と仕事がイコールでなければならない。
社員にもそのように教えている。
仕事は楽しくなければいけない。

小さな会社は1点集中主義。
自分が強いところだけやる。
小さい会社のブランドはそこで働く社員であり、社長である。

40年間でさまざまなことを乗りこえて
経営をされてきた西社長。
その考えはいたってシンプル。

人を喜ばせる。
満足させる。
喜んだお客さんはお客さんを連れてくる。
世のため、人のためにやっていれば儲かる。

西社長。
生きるチカラがみなぎってくるお話をありがとうございます。
小さな会社には大きな社長に比べてブランド力はない
だからこそ
そのブランドは働く社員であり、社長である。