進行役:矢野円香さん
テーマ:人権×アート~今ある考えだけに捉われるな!!!!~
【内容】①「車イス」の使用用途は何ですか?②「お絵描き」には何を使いますか?
①②が全くかけ離れた質問だと思った方は、要注意です!
「車イスを使ってお絵描きをする」
これが、わたしの答えです♪
『人権×アート』を通じて、新たな刺激を持ち帰りましょう!
【プロフィール】「車イス」は、選ばれし者しか乗れない「筋斗雲」のようなもの。そんな筋斗雲を乗りこなし、車イスでアートをつくっています。
矢野さんは車イスを使って絵を描いている
車イスアーティスト。
車イスの前輪にハケを取り付け、地面に広げた紙の上でウィリーやターンを繰り返しながら絵を描いています。
6歳のときに交通事故にあい、車イスで生活している矢野さん。
かなり激しい事故で、腎臓を損傷したため、何歳まで生きられるかわからないといわれるほどの事故だった。
車イスでの生活がはじまったとき
「周りの人の変化に驚いた」
かわいそうやね。
大変やね。
と言われる日々。
「私は車イスに乗っているだけやで、何がかわいそうなん。」
確かに車イスで生活するのは環境が整っていなから大変であって
私、矢野円香はなにも変わっていない。
車イスをいかす何かをしたい。と思うようになり
26歳のときに
車イスの前輪で絵を描くことを思いつく。
一人でも絵を描くことはできるが大変。
誰かの補助が必要。
友人に助けてもらい、土日を利用して絵を描いている。
周りの人に助けをお願いする。
これも大切なこと。
友人との高校時代の旅行で、助けを得なければ、旅行できない状況なので、素直に自分の状況、助けてほしいことを伝えるようにした。
お願いするということは自分を受け入れることでもある。
矢野さんの自分をプラスにとらえる。
自分しかできないことをさがし、挑戦する姿勢はすばらしい。
つらいことがあってもただ黙って歩く。
そうして強くなっていく。
大好きな相田みつをさんの詩を紹介していただきました。
矢野さんの話を聞いて
とらえ方、考え方。の大切さ。
強さ。
を感じました。
これからも絵を描いていきたいと意欲にあふれている矢野さん。
とても元気づけられるお話をありがとうございます。。