納棺師の命の話

朝活ネットワーク名古屋20180709

進行役:大池寛貴さん

テーマ:納棺師の命の話~葬儀文化からみえる人のやさしさ~

【内容】
大池さんは納棺師として葬儀という儀式で故人やその家族と
密に接してきました。
「納棺」の仕事を始めたきっかけと
沢山の悲しみの場に立ち会う中で観えてきた、
葬儀文化が持つ`先人たちの優しさ`と
納棺への想いを実体験を交えてお話しいただきます。

【プロフィール】
昭和60年生まれ。福岡県出身。現在は岐阜県に在住

大池さんは納棺師。
納棺師とは亡くなられた方のご遺体を火葬まで対面できるように状態を整える仕事です。

大池さんはご自身のおじいさんが亡くなられた時に
女性二人の納棺師が来られた。

はじめはおじいさんに対して仕事を始めたときはあまりいい感じに
見えなかった。
けれでも時間が立ち、彼女たちがお風呂でおじいさんの体をキレイに
洗っているのを見て、感謝の気持ちに変わったとのこと。
おじいさんはお風呂が大好きだった。

葬儀にはいろんなしきたりがある。
大体が理由がある。

大池さんがたくさんの葬儀に立ち会う中で見えてきたもの。

亡くなられた方がどんな人だったのか?
家族の方がどれほど亡くなられた方を愛していたか?

そういうことがとても理解できるそうです。

とてもキレイ好きだった旦那さんの葬式の日。
庭の状態がとてもキレイだった。
奥様が一生懸命、旦那さんために庭を掃除している。
旦那さんのために。
それが旦那さんへの奥さんの想い。

奥様を亡くされたご主人は奥さんをお姫様抱っこして、
一生懸命汗をかきながら、家の台所、風呂場、洗濯物を干す場所を
周り、今まで奥さんがそれぞれの場所でしてくれたことに感謝の言葉をその場その場で伝えた。

おじいさんの葬式の時にはじめは無表情だったお孫さん。
亡くなられたおじいさんの手に触れているうちに表情が崩れ、
悲しい顔になり、強く手を握り始めた。
おじいさんに手紙を書き、葬式に最中にその手紙を読み、おじいさんへの感謝の気持ち、思い出を伝えた。

たくさんの葬式の現場に立ち会った大池さんは遺族の気持ちを汲み取り、遺族がどうしたいか?を考えた
「葬式のカタチ」を作ろうと心がけています。

亡くなられた方がどう生きたか?遺族はどうしたいのか?
いろんなカタチ、想いがある。

亡くなられた方の人生、想い、周りの方からどれだけ愛されていたか?ということが
わかりやすく見えるのが葬式の現場なんだ。

大池さんのプロフェッショナルとして納棺師話。

生きている間に自分の体を使って、いろんなことを感じて想いをもって生きたい。そう思いました。

大池さん。
実体験に基づく、なかなか聴けない貴重なお話をありがとうございます!