進行役:矢上清乃さん
テーマ:自分らしく幸せな働き方とは?カギは時間と場所の制約を乗り越えた働き方!
どうなる?5000人の愛知ママネットワークから見える
【内容】
全国に315万人が眠ると推計されている、女性の潜在的
また、名古屋市のまちひとしごと創生会議の委員として関
女性は「結婚」「出産」「育児」そして「介護」といった
矢上自身も、大学卒業後は、日本の女性特有のライフスタ
誰もが自分で納得のいくキャリアの在り方、働き方を選ん
【プロフィール】
学び舎mom代表 矢上清乃
株式会社グローバルママ・ゲートウェイ 代表取締役
愛知名古屋の親子支援団体『ママスタート・クラブ』 代
一般社団法人日本ワーキングママ協会 理事
・学び舎mom http://
・ママスタート・クラブ http://www.momstart.org/
・日本ワーキングママ協会 http://wm-univ.com/
・JWLI 第6期フェロー(2012年)“Japanese Women‘s Leadership Initiative”http://jwli.org/
南山大学経営学部卒業後、金融情報サービス会社等を経て
製造業コンサルティングと中部地区テリトリー・マーケテ
団体拡大により2010年末に日本IBMを退職しNPO
ママスタート・クラブは、愛知県の新米ママ応援&未就園
また2013年6月、託児付きコミュニティスペース運営
(株) グローバルママ・ゲートウェイを創業。
自分の夢を追う事を無理なく継続できる社会の構築を目的
矢上さんは新栄にある託児所付きのコワーキングスペース
学び舎mom代表。株式会社グローバルママゲートウェイ社長
愛知名古屋の親子支援団体「ママスタートクラブ」代表です。名古屋市のまちしごと創生会議の委員も務められています。
今回は中日新聞で僕が矢上さんの記事を見て、朝活でお話いただきたいと思ったことから始まったご縁です。
矢上さんにはご自身のお話をまず、赤裸々にしていただきました。
20代の後半は「四面楚歌」(しめんそか)
南山大学卒業後、金融情報サービス会社に就職して東京での生活ができると思っていたが、配属は名古屋であった。
法人営業の仕事をさせてもらったが、もっとバリバリ働きたいし、学びたい!とアメリカに留学を決意します!
東京に出て、すでにMBAを取得してバリバリ働かれている方々に教えを請いながら、MBA取得を目指します。
友人は大企業に務め、結婚したりする中で受かると思っていた留学先に合格できず、先の見えない生活。それが20代の後半の話。
「MBAをとればなんとかなる」という思いで派遣社員の仕事をしながら努力して留学し、見事、MBAを取得されました。
その頃、様々な人に支えてもらったといいます。
肩書きもなく、所属もない自分に会ってくださる人たち。
そのような人たちに支えていただいて留学することができて、MBAも取得できた。
その時の想いは今でも残っていて、「人とのご縁」のおかげで今の自分はあるから、それを大切にしたい!
だから本日この場で「朝活ネットワーク名古屋で話す矢上さん」がいる。
矢上さん自身もたくさん人から支えて頂いた、その恩を返したいという想いが伝わってきました。
今回、矢上さんにお話頂いてとても感謝しています。
その後日本IBMに入社し、バリバリ働き、会社での寝泊りも大好きで働きました。
やがて結婚、出産。
産休中に愛知県でNPO立ち上げ、復職して再度働きましたが、時短勤務も求められるものは以前と変わらず、退職されます。
制度がしっかりしていてもリーマンショクの後ということもあり、職場の雰囲気もピリピリ。
先の見えない中で留学先を見つけて入学、努力してMBA取得、合格、就職、バリバリ働き、結婚、出産、家業の手伝いやNPO立ち上げ、創業補助金を獲得し、創業!
目まぐるしく立場が変わりながら、働くママのためのより良い環境。学ぶ場の提供。セミナー開催も信頼度のおける機関と組みながら「創業セミナー」を開催されている矢上さん。
穏やかな語り口とは裏腹にとても行動力溢れるパワフルな方だと思いました。
何かモヤモヤしているママさん。
実際に働きとなると勤務時間の問題や縛りが大変。
徒歩、自転車圏内の働き場を求めているがない。
実際にそんな起業しようというママさんの熱意を逆手にする業者の存在もあり、きちんとした「創業セミナー」を矢上さんは開催されています。
ママさんのコミュニティーも専業主婦ばかりの集まりであったり、仕事を持ちながらのママさんには馴染めなかったりする現実。
多様性を認めるコミュニティーの存在が大切。
育児では自信をなくすことも多いし、孤独になる。
そんな孤独を癒し、仲間ができて、支えてもらえるスペース
学び舎mom。
また逆に助けを求める能力。
困っているから助けてもらい、快くサポートを受け入れるチカラも逆に必要だそうです。
愛知県は製造業が強いからか男の比率が多い。
情報感度の高い、やる気のある女性は「東京」に行ってしまう。
全体では名古屋も人口増だが、20代の30代の女性の人口だけが減っている現実。
名古屋は愛知県はまだまだ女性の働き方のバリエーションが少ない。全国的にも最低レベル。
自分の想いに忠実に生き、自分の置かれた環境から飛び出してアウェイに身を置き、学び働いてきた矢上さん。
これからの世の中。
生き方はどんどん多様化していく。
従来通りに意識では行き詰まっていく。
みんなで協力して、それぞれのコミュニティーが繋がって、働くバリエーションを増やして、チームワークと努力で生産性を上げていく工夫。
働くママさんのお話。矢上さんの話を切り口にそれぞれを認め、支え合い多様性を尊重し、選択の幅があり、たくさんの人が幸せを実感できる社会!を目指すお話。
とても気づきが多い、素晴らしい発表でした。
矢上さん。参加して頂いた皆さん。
ありがとうございます!
今回は矢上さんのお話に引き込まれ写真を撮り忘れてしまったので、発表後に矢上さんをご紹介くださった中尾さん。
矢上さん。僕のスリーショットの写真を掲載します。