絶対に世界で2位ではダメ!日本のスーパーコンピューターの世界!

朝活ネットワーク名古屋20160829

進行役:片桐孝洋さん (名古屋大学情報基盤センター教授)

テーマ:絶対に世界で2位ではダメ!日本のスーパーコンピューターの世界!

【内容】2009年11月13日、民主党政権下で内閣府が設置した事業仕分けにおいて、
「2位じゃだめなんですか?」という質問で、一躍有名になったスーパーコンピューター!
このスパコンは現在、ネット配信のゲームに始まり、人工知能による学習や新薬の開発に至るまで、幅広い分野で利用されており、ものつくりから科学技術研究まで欠かせない道具(ツー
ル)として、我々の生活をより豊かにするために活用されています。
今回は、ゲーム大好き少年であった私、片桐が「なぜコンピュータサイエンスの分野に興味を持ったのか?」という動機から、最新鋭のスパコン研究に至るまでのストーリーを紹介します!
そしてスパコンの活躍の現状とその世界を分かりやすく解説します。

【プロフィール】
1994年豊田工業高等専門学校情報工学科卒業。1996年京都大学工学部情報工学科卒業、2001年東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻博士課程修了。2002年電気通信大学大学院情報システム学研究科助手、2007年東京大学情報基盤センター特任准教授および准教授を経て、2016年より現職。博士(理学)。高性能計算、超並列アルゴリズム、ソフトウェア自動チューニング、および、スーパーコンピュータのコ・デザインの研究に従事。共著、東京大学出版会「スパコンを知る:その基礎から最新の動向まで」、単著「並列プログラミング入門: サンプルプログラムで学ぶOpenMPとOpenACC」、「スパコンプログラミング入門一並列処理とMPIの学習一」など。

片桐さんはゲーム大好き少年で、僕と同じ世代!40代前半です。
ゲームウッチからファミコンが少年時代にとても流行っていた
世代です。
僕はゲームをやっていただけですが、片桐さんはゲームを作りたくなり、ファミリーベーシックという機械を買ってもらい、
ゲームの作成を少年時代からやっていました。

ゲームの勉強がしたくてトヨタの高専に入り、
東京大学に編入されたとのこと。
そこでの勉強と研究はとても充実したものだったとのこと!
片桐さんの話を聴いていると、自分の興味に正直に進路を選んで
進んでいるので、とても楽しそうな感じが伝わってきました。

ゲームから「速度」が「品質」になることを感じて
最高に速い、高性能の計算機能を持つスーパーコンピューターの
道に片桐さんは進みます!

普通のパソコンの1000倍以上の高速なスパコン!
将来のパソコンです。

1970年代のスパコンよりは現在の普通のパソコンの方が
速いそうなので、スパコンの機能は将来、普通のパソコンの機能になる。

そのような意味で、世界最高のスピード、計算機能を持つスパコンは世界最高性能のパソコンを作るという国家プロジェクトで
とても大切。

一度スパコンの研究から降りてしまうと、もうほかの研究を続けている国と大差がついてしまい、もう戻れない。

現在のスパコン第1位は中国。

ただスパコンの電力消費は半端なく、
日本で一番のスパコン「京」は3万世帯分の電気代を使うそうで
す。

スパコンをネット配信ゲームで使用すれば
臨場感が出て速く、素晴らしい機能を発揮する。
薬の開発ではどのような成分を組み合わせれば、どんな効果が出るかというシュミレーションが高速何億通りとできるので
すごい能力を発揮するそうです。

日本も2020年代初頭には現在の日本の誇るスパコン
「京」の次世代バージョンを開発し、
世界一を奪還する予定です!

2009年の民主党の事業仕分けで蓮舫議員の
「2位じゃダメなんなんですか?」で一時期予算が止まって
大変な思いをした日本のスパコン!

今は世間への宣伝も大切だということで
スパコン開発の重要性を理解していただけるような活動にも
力を入れているそうです。

人類最高のパソコンを作る!
世界の発展につながるスパコン!
絶え間ない競争の世界ですが、ここで1位を取ることが日本の
産業の発展にもつながる!

普段馴染みのないスパコンの世界をわかりやすく
僕たちに説明してくださった片桐さん!
ありがとうございます!
片桐さんのスパコンに懸ける熱い情熱が伝わってきました!