進行役:西川千雅さん(にしかわかずまさ)
テーマ:海外を知ると日本がわかる、歴史を知ると現代がわかる
【内容】
アメリカンスクールを経てニューヨークの美大に留学した日本舞踊の家元が、領域を超えることで可能性を広げる。どまつり、あいち戦国姫隊から、英語によるシェイクスピア劇、円頓寺で話題のナゴヤ座まで、伝統公演「名古屋をどり」だけではない側面のお話をいたします。
【進行役プロフィール】
日本舞踊西川流四世家元。日本舞踊家。1969年三世家元・西川右近の長男として名古屋に生まれ、6歳で初舞台、15歳で名取。毎年9月「名古屋をどり」等で幅広く活動。92年NYの美大を卒業、古典の他、パフォーマンスをNY、名古屋能楽堂で行う。2000年ハノーバー万博、2005年愛・地球博開会式出演。2010年名古屋開府400年式典一部演出。にっぽんど真ん中祭りではチームプロデュース。ミュージカル、歌舞伎、ドラマに出演。愛知県観光PR団体「あいち戦国姫隊」などもプロデュース。東海学園大学、愛知淑徳大学非常勤講師。2014春より藤田保健衛生大学・医療科学科に入学、修士取得をめざす。全国で行われるのNOSSの認定インストラクターを養成。2014年9月7日より西川流四世家元を継承。主な出演名古屋をどり(中日劇場)ひな菊会(愛知県芸術劇場)他。東海学園大学・経営学部(愛知県三好町)人文学部/人間健康学部(名古屋市)にて日本舞踊を正科目 として指導。愛知淑徳大学ゲストスピーカー
西川さんは日本舞踊の西川流の四世家元。
170年の歴史を持つ西川流が今年は69回目の「名古屋をどり」の公演をおこないます。
なぜここまで歴史があり、続けることができたか?
ずっとイノベーションを起こしてきたから。
新しいものをいつも創ってきたから!
常に新しいものを作らなければ伝統は残らない!
西川さんは新しいものを常に意識している。
円頓寺商店街にある「ナゴヤ座」の運営に携わっている。
イケメン3人のロック歌舞伎をやっている。
プロデュースをしている。
そうやって常に新しいものを家元として生み出す力。
どんどんいろんなものに関わる行動力!
家元としての日本の環境から抜け出したくて
4年間のニューヨークでの美大での留学生活。
いろんな人種の方がいる。
ニューヨーク。
日本以外での生活を知ると
比較ができる。
他を知れば比較ができる。
この視点は重要。
今の自分も比較ができる。
今の自分にあるもの、ないものもわかる。
比べることができる。
時代に合わせて変わる視点。
行動!
自分の公演。あり方に活かしていく。
西川さんの語る「伝統と創造」
面白いお話をありがとうございます!